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「世界健康首都会議 in 松本」開催 弊社は主催者のメンバです!

12月9日、三菱総合研究所の支援のもと、松本Mウィングで首記が開催されました。
医療・健康に関連する企業を中心に、情報通信、機器メーカー、社会インフラ整備、コンサルなどの企業、大学・研究機関、国・自治体関係者、そして関心の高い市民の皆さんが参集し、スウェーデン王国前駐日大使で東大総長顧問のMr.Stefan Noreen氏、ドイツ日本研究所所長のMr.Florian Coulmas氏はじめ各界を代表する講師から、大変有意義な講演を拝聴してきました。会議主催者代表の松本市長が宣言文を読み上げ、無事に閉幕となりました。

三菱総合研究所理事長 小宮山 宏氏(松本地域健産業推進協議会 会長顧問)
 

松本市は健康寿命延伸都市を目指している

弊社は松本市が推進している「健康寿命延伸都市」構想に共感しています。
この構想は、高齢化がより一層加速度的に進むことが確実である将来に向かい、シニア世代になっても健康で楽しく暮らせる「健康寿命」を伸ばすことで、下記の3つの実現を目指す取り組みです。

(1)満足度・納得感の高いライフスタイルの確立

松本市では、「平均寿命」という考え方から、健康で自立した暮らしができる期間、即ち「健康寿命」という概念を広く情報発信し、わたしたち個々人、そして行政の方向性や社会の在り方まで含めた価値観の転換を提案しています。なるべく医者に掛らず、健康でイキイキとした生活が続くことほど、嬉しいことはありません。「健康寿命」を伸ばしていくことが私たちの幸であり、満足度・納得感の高い人生をおくることができます。そのためは何をしていくべきか、何が必要か、「産民官学」の知恵を結集していこう!という試みです。結果として、社会保障費(医療・介護費など)の抑制に繋がっていきます。

(2)医療・健康・福祉等のメディカル産業、及びその周辺産業の集積

医療・健康・福祉等をキーワードとして、その周辺に位置している関連企業も含めた、いわば「健康寿命延伸に資する・支援する産業」の集積地として、ビジネス分野においても日本のみならず世界のリーダーシップを図っていこう!そして、健康寿命延伸に関連する有益な産業情報・技術の蓄積を世界に発信していこう!というビジョンです。この取り組みにより、地域産業の活性化が実現され、税収増に繋がっていきます。

(3)世界共通の課題である「高齢化社会問題」、その課題解決のため松本市が世界のトップランナーを走る

日本は超高齢化社会が訪れようとしています。しかし、これは日本だけの問題ではありません。世界共通事項です。本来、長寿は喜ばしいことのハズですが、なぜ課題となっているのでしょうか。三菱総研の小宮山理事長は、「人類の経験したことのない世界であり、規範となる社会モデルが今のところない」ことが大きな要因だとスピーチされました。そして、その規範となる社会モデルの構築のため、松本市が描く「健康寿命延伸」の理念と、三菱総研が提案している「プラチナ社会」の概念との間に、大きく共感できる部分があり、密接に連携しながら果敢に社会実験にチャレンジしよう、そして、世界共通の課題解決の糸口を見出し、世界発信していこう!というビジョンです。世界共通の課題解決に向けた糸口を見出して、より暮らしやすい都市の在り方や社会システム構築の実現を目指そう!そして、この取り組みを世界に発信し、良好事例として世界の課題解決に寄与していこう!という構想です。

世界健康首都会議 宣言文

 超高齢化社会において、身体と心の健康は、単に個人だけの問題ではなく社会の問題でもあること、さらにそれを維持するためには、疾病予防の努力が不可欠です。個人の意識改革を進めるとともに、社会インフラを整え、企業と学術機関の叡智を形にする、産業化に向けての強力な営みが必要です。
 21世紀に生きる私たちの健康は、自立した生活のもとに、社会と積極的にかかわりを持ち、社会の中で自らの役割を実感して生きていくことにより、維持されるものであると考えます。
 超高齢化社会に生きる市民全てが尊厳をもって生き、全員が社会の資産であり、市民一人ひとりの「いのち」と「暮らし」を大切にする、という認識を共有する社会こそが、世界の目指す「健康寿命延伸都市」であり、それは同時に世界健康首都の姿でもあります。

 私たちは、世界健康首都会議を通じて以下の7項目を共有し、21世紀の健康のあり方を世界に向けて松本から宣言します。


  1. 健康は、活力ある超高齢化社会の源です。
  2. 健康は、個人の問題だけではなく、社会の問題でもあります。
  3. 健康は、疾病予防の努力によって支えられます。
  4. 健康は、快適な生活空間と環境に配慮したまちづくりによって支えられます。
  5. 健康には、自立した生活、社会との積極的なかかわり、さらに、社会の中で自らの役割を実感して生きていくことが求められます。
  6. 健康には、産業化による持続可能は社会システムの確立が不可欠です。
  7. 健康には、市民、企業、学術機関、行政の相互連携が大切です。



 
2011年12月9日

世 界 健 康 首 都 会 議
松本市長 菅谷 昭